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ラベンダー・ヒル

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僕が23歳の初夏の頃、今はもう無い旭川の町井楽器に頼まれて、美瑛か美馬牛か富良野だったか忘れてしまったけれど、新築中の小学校へオルガンの搬入を手伝いに行ったことがある。
当時、町井さんは(僕らはその楽器店のことを親しみを込めてそう呼んでいた)僕らのバンドに色々なアルバイトをまわしてくれた。
何台かのトラックに何十台かのオルガンを積んで、新しい学校の音楽室に・・・。
空は気持ち良く晴れていて、楽器を運び終わり汗をかいた僕らの上を、柔らかな六月の風が流れて行った。
お昼の休憩時間になり、みんな近くの食堂に行ってしまった。僕は当時つきあっていた女の子(今の奥さんだ ^_^笑)がお弁当にサンドイッチを持たせてくれたので、一人校庭の隅に止めたトラックの荷台でお昼を食べた。美味しかった。そして木陰に止めたトラックからラベンダーの丘が見えた。あんまり気持ち良くて、ずっとこのままでいられたらいいのにと思った。
 でも結局、次の年に僕はバンドを止め、その娘と一緒になり、また期せずしてたまたま就職した飲料水の会社の仕事で、トラックの荷台にオルガンの代わりにサイダーを載せて、美瑛や富良野を2年ほど走りまわることになった。 ある意味で、僕の一部は今もまだあそこにいるんだ。そんなことを思いながらだいぶ前に作った歌です。今回のライブでもやってみたんだ。

ラベンダー・ヒル   詩と曲 武沢俊也

碧い 碧い 空の下
楽器店のトラックは
丘の上を走り抜ける

 未完成の校舎に
  百台のオルガンと
   見果てぬ夢を届けに
    風の歌 聴きながら

休憩時間 グランド脇で
君が作ったお昼を食べた
空の荷台に寝転んで

 君の事 考えた
  ラベンダーの風の中
   一緒になりたいと思った
    オルガンとサンドイッチ
     六月の魔法は解けない

碧い 碧い 空の下
僕らを載せたトラックは
夏の道を 走り続ける

 未完成の校舎に
  百台のオルガンと
   見果てぬ夢を届けに
    オルガンとサンドイッチ
     六月の風の輝き
      あの歌が聞こえる


2014旭川らいぶ.jpgphoto by Kimiko Takahashi
5/3と5/5 旭川と札幌のライブのセットリストです
Chorus Papa live2014 Setlist
1. 真夏色のスケッチ
2. 今ならきっと言える(早春)
3. 18の春
4. ラベンダー・ヒル
5. ゴースト
6. 今日のために
7. 遠い海の色
8. いたずら
9. 西瓜
10. 風の約束
11. 夜は一人ぼっち
12. かわってゆく
13. 夢のままに
14. 忘れたのかい
15. 勇気
16. ひばり

旭川ライブの一部です
https://www.youtube.com/channel/UCuwr_UIHZ7JWoJMhvKFwxQQ

村上春樹さんの新作「女のいない男たち」

securedownload.jpg 春樹さんの本は、「羊をめぐる冒険」以来ずーっとはまりっぱなしだ。短編長編エッセイそれぞれ何回も読み返してしまう。物語も面白いけれど、やはりあの文章自体にひきつけられてしまう。今日はたまたま休みだったので、お昼頃自転車ツタヤに行き、買ってきた。「女のいない男たち」実に身につまされるタイトルだ。まだ「ドライブ・マイ・カー」と「イエスタデー」しか読んでないけど、いいわー。本当に嬉しい。至福の時間がページの中から湧きあがってくる。

ゴースト(幽霊)と今年のライブ

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photo by Kimiko Takahashi
 
季節はいつだったか忘れてしまったけれど、娘が中学生だった時、放課後の音楽室に置き忘れた楽譜を取りに行くのにつきあわされた事がある。
 夜の8時近かったのに、何かの準備で職員室にはまだ先生方がかなり残っていた。入り口で許可をもらって娘と歩いて行くと、薄暗くて長い廊下を何度か曲がった先に音楽室はあった。
 でもなぜか音楽室の前の廊下だけが、僕らが歩くとシタシタと音がする程濡れていた。幽霊が出そうだと僕が言うと、出るらしいと娘は言った。「いつもここだけ濡れているの」
それで僕は思い出した。僕の通っていた高校にもそんな噂がいくつかあった。そして近くにあった旭大女子部の事や、僕らが入り浸っていた路地の奥にあった友達の下宿のことや、その友達が女の子みたいで可愛かったことや、あれやこれやを…。
 
       
     ゴースト    詩と曲 武沢俊也

郵便受けに差し込まれた 朝刊の陰に
同窓会の案内の葉書を見付けた
今まで一度も 返事を出したこともないから
きっと誰も 僕のことなんて憶えてないだろう
 
 
  忘れた頃に届く 場違いなお知らせ
  想いだすのは 乾いたグランドじゃなくて
  いつも濡れてた 薄気味悪い学校の廊下

みんなが受験に目の色変えだす 三年の夏
汚い髪を伸ばして ギターケースぶらさげて
学校行かずに まっすぐ友達の下宿へ
プレーボーイのグラビア 枕に 寝転がってた

  小さな窓から見えた 遠くて碧い空
  思い出したくもないこと いっぱいあるけど
  あの頃 僕らが噂した 廊下に出る幽霊
  ずっと17のままで あそこにいるのかな

変わり果てた姿じゃ 誰だか分からない
虚栄と見栄が渦巻く 大人の世界
ずっと17のままじゃ 生きてはいられない

想いだすのは 乾いたグランドじゃなくて
小さな窓から見えた 遠くて碧い空
ずっと17のままじゃ パーティーにも出られない

思い出したくもないこと いっぱいあるけど
あの頃 僕らが噂した 廊下に出る幽霊
ずっと17のままで あそこにいるのかな



写真は去年の夏の旭川ライブの模様

今年もライブやります
5月3日(土)旭川 午後6時位から  
   アーリータイムス 旭川市2条3丁目左1 電話 0166-22-2461
札幌 5月5日(日)午後6時位から  
   札幌カフェ 札幌市北区北8条西5丁目2−3 札幌公務員受験学院ビル 2F 電話 011-299-6967
チケットはそれぞれのお店で1500円で販売予定です


ChorusPapaの初ライブと夏の雲

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どうなるんでしょうか
おいらにとっては32年ぶりのライブ
昔 アマチュア最後の時代の安全地帯のサポートをしてくれたカサ、キイチ君、タイチ君、そして永山のスタジオで、ひたむきに共に練習にあけくれたドラムのイッチャンとともに・・・。昨年10月頃、ChorusPapaを結成。
 メンバーがあちこちに散らばっており、集まるのもなかなか大変。でも少しづつ準備して、なんとかライブに向けて奮闘中。
 やる曲は、安全地帯時代のおいらの楽曲と、ここ10年ばかりの間に作った新曲?をいくつか。当日はCDも販売する予定です。

旭川 8月17日(土)午後6時位から  
   アーリータイムス 旭川市2条3丁目左1 
札幌 9月22日(日)午後6時位から  
   札幌カフェ 札幌市北区北8条西5丁目2−3 札幌公務員受験学院ビル 1F
         011-299-6967

旭川のチケットは完売した模様です。札幌のチケットは札幌カフェさんとミュージックパブ フライアーパークさん(札幌市豊平区平岸4条7丁目12-10 Y's CITY BLD 1F)、FM白石さんで販売予定です。1500円です。

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夏の雲 大好きです。
おいらの歌は夏の雲を歌った唄が多いです。これもだいぶ前に作った曲ですが、そんな歌の1曲。
   
       二人      詩と曲 武沢俊也

毎日 激しく働き通し くたくたになる
でも君がいつも 僕の帰りを待っているから
どんなにつらい時でも
なんとかやってこれたね

かなりへこんだ僕の勇気 奮い立たせて
いつのまにか こんなに遠く来ていたんだね
時には いがみあうけど
迷って 泣いて 祈って

湧き上がる夏の雲 二人で見上げて
もう一度 明日への道
歩きだそう


もう若くない 少し弱気になることもある
でも君の笑顔が 僕に勇気 教えてくれる
優しく 温かな 
君の胸で 夢をみる

星 降る夜の空 二人 越えて行こう
柔らかな君の手を 
握りしめて

新しい朝 目を覚ますと 君の名を呼ぶ
子供のように 確かめたいよ 君がいること
喜び 悲しみ 
織りなす季節 重ねて

湧き上がる夏の雲 二人で見上げて
もう一度 明日への道
歩きだそう
星 降る夜の空 二人 越えて行こう
柔らかな君の手を 
握りしめて

18の春

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       18の春
 たしか、この歌の詩を書いたのは、2月か3月で、まさに僕は18の春のまっただなかにいた。玉置の親友のカズヨシの部屋の、ベッド横のベニヤ板の剥きだしにになった壁に落書きしたんだ。すべてが宙ぶらりんで、なにもかもが中途半端で、いつもどこかがヒリヒリしていた。まだ本当の恋を知らずにいた。書けるのは空っぽな抽象的な詩ばかりだった。それでもなにか書かずにいられなかったあの頃の自分を今でも覚えている。まるで、昨日のことのように・・・。
 それは、昔も今も、僕がちっとも成長していない証拠なのかもしれない。
        
       18の春        詩と曲 武沢俊也

僕は風の中に いつも感じてた
形の無い憧れと 流れる僕たちの
汗ばんだ戸惑いを

僕の上を横切る 大きな物の影が
君の瞳の中で 涙に変わった
静かな朝のように
泣いてるみたいな つぶやき交わしても
蒼く澄んだ水に 僕らは 浮かべる

今日まで僕の心に 一つ浮かんでた
小さな夢の骸が 静かに息を止め
果てしなく沈んでく
かすれた君の言葉が 僕にはわからない
形の無い憧れと 宙駆ける 僕の影
そのままで残されて

刻まれた時の上 一人の友達が
また還って行く
18の春




FM白石DJリエポンさんの「安全地帯が最高でしょう」

 4月になって珍しく弟から連絡があった。札幌で会ってほしい人がいるから、よかったら話を聞いてくれないかということで、FM白石のDJリエポンさんを紹介された。毎週火曜夜8時に「安全地帯が最高でしょう」という番組をやっている方だ。
 安全地帯のアマ時代の楽曲で僕が関わったものを番組で使ってもいいかといことだった。そこで、b4さんやカサ君の話題も出た。楽しい話しが出来た。蠣崎君にも20年ぶりくらいにお会いできた。多くの人にきいてもらえるのなら嬉しい。
 出来たばかりの曲をアップします。夜中に好きな子と電話で話をしていて、気が付いたら朝だったなんてこと、ありませんでしたか。電話代が何万円にもなって親に怒られたな。
 この曲はほとんどipadのガレージバンドで作った。使いやすく、出来あがった音はスタジオ顔負けのいい音です。500円だなんて、本当に信じられない。。002.jpg



今すぐに会いたくて
                詞と曲 武沢俊也

春休みの汽車の中で
僕らはめぐり会った

さくら色の くちびるが
「さよなら」と言った
君の声が聞きたくて
電話をかける
目を閉じれば すぐそばに
君がいて
いたずらな ささやきで
僕をじらすんだ

今すぐに会いたくて
今すぐには会えなくて

触れている ふくれている
君のほほに
大切な時間が
流れてゆく
目を開ければ すぐそばに
君がいて
いたずらな瞳が
僕を 見つめてる

夜がずっと続くように
朝がいつまでも来ないように

夏休みの汽車に乗って
かならず君に会いにいくよ

今すぐに会いたくて
今すぐには会えなくて
もうすぐ夜が明けるのに
さよならが言えなくて



一人ぽっちと水牛の角

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もうだいぶ前になるけれど、嫁さんの兄貴が水牛の角を生やした
(本当に生やしていた!)アメ車に乗って雪深い倶知安に来たことがある。
その頃僕は、いろいろな事情で嫁さんと息子を札幌に住まわせ
わずかな期間だったけれど倶知安で一人暮らしをしていた。
先が見えずつらい時期だった。
 何を思ったのか、兄貴は当時まだ高価で珍しかったfostexの4トラックカセットや、
エレキギターやベース、ちっちゃなカシオトーンをどこからか持ってきて、
「置いていくけど、絶対にさわるなよ。」と言い残して旭川に帰って行った。
バンドをやめて5年近くたち、持っていたピアノもギターも売り払ってしまい、
家には何も楽器がなかった。
「触るな」と言われて触らずにいられる訳もなく、嬉しくて、楽しくて、
一人で夢中になって何曲か作った。これはその時に作った歌です。



 夜は一人ぽっち      
                  詩と曲 武沢俊也

二人で居ると分からない
一人ぽっちが
笑って憎み合うほど
器用になり
目をつぶっても眠れない
真っ赤な色で
遠くへ 遠くへ 離ればなれ
背中をくっつけて 生きているのに
何が僕らを隔てるの
寒く淋しいのに
今のあなたの瞳は
捉えきれない愛を探す
少女のようだね


明日の夜はわからない
誰といるのか
恋は悪魔に違いない
平気で裏切る
金のピアスも光らない
冷たい指で
ジグザグ 迷路で罠を張り
せっかく あなたを待っていたのに
何が変えてしまったの
僕らの気持ちを
今のあなたの瞳は
捉えきれない愛を探す
少女のようだね


金のピアスも光らない
冷たい指で
今のあなたの瞳は
捉えきれない愛を探す
少女のようだね
何が変えてしまったの
僕らの気持ちを
今のあなたの瞳は
捉えきれない愛を探す
少女のようだね


風の約束

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 今度の安全地帯アルバムは凄いな。映像の無い映画を見ているみたいだ。人によってはきっと好き嫌いがはっきりと分かれるかもしれないけど。猥雑で、人間ぽくて優しくて、暖かいな。玉置は詩人としても大きくなったと思う。
 さっぱり成長できない僕がいるな。やれやれ・・・。昔に一度くらいライブでやったかもしれない歌です。歌詞は例によってほとんど忘れてしまっているので、かなり変わっています。タイトルはたぶん「風の約束」だったな。

詩と曲 武沢俊也
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樹村みのりさんの作品

19の頃、樹村みのりさんの作品に出会った。初めて読んだのは玉置家の居間に置いてあったリボンの別冊か何かで(玉置の姉さんの本だったんだろうか?)「翼の無い鳥」か「菜の花」だったと思う。なぜか涙が止まらなかった。それは漫画を超えていた。それは表現したくて表現できない僕の気持であり、僕の記憶の結晶みたいだった。寡作な彼女が一番果敢に作品を発表していた頃に、リアルタイムで彼女の作品に出会えたことを、今でも僕は感謝している。
最近、樹村さんと同じ香りのする作品に再び出会った。新海 誠監督の「秒速5センチメートル」です。こころなしか樹村さんの絵に似ている。
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直接、関係ないけれど17の頃に作った歌です。一部詩が変わっています。

かわってゆく  詩と曲 武沢俊也




真夏色のスケッチ

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10代の頃の輝く夏・・・
  僕らはいつのまにかそこから遠く離れた場所にいるけれど
  ・・・・思い出しながらリアレンジしました。

  トゥルルさん、カールさん ありがとうございます。

真夏色のスケッチ               
                 作詞、作曲  武沢俊也


白いノート広げて ぎっちょに持った色鉛筆で
君の顔 描くのは とてもむずかしいな

動くなっていうのに クスクス笑ってゆれているから
見てるボクのほうが ふきだしてしまう

風は真夏色 雲が夢みている
麦わら帽子頭にのせ 外へ行こうか 海を見にさ


テニス靴にサンダル 駆けてゆく二人の後ろから
空に憧れた 海が背伸びする

簡単な望みも なかなか口に出せはしないけど
君ならわかるだろ トゥルストゥ ルルル~

広がれ空いっぱいに
ボクと君を乗せて
かもめのように舞い上がれ
真夏色のスケッチ
   
   麦わら帽子頭にのせ 外へ行こうか 海を見にさ  

   風は真夏色
   かもめのように舞い上がれ
   君と描いたスケッチ



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